こんにちは。ララ(@lalalamydays)です。
子育ての本とか情報サイトを見ていると、ちょっと気になることがあります。
それは「どうか自分がダメな母親だと責めないでください」というようなメッセージがとても多いこと。
確かに、悩みは尽きないけど、子育てがうまくいかなくて悩みに直面することと、ダメな母親はリンクしないと思ったんです。むしろメディアでそのように書かれている記事を見るたびに、自分はダメな母親だって思え!って言われているような気がします。
それって違うんじゃない?と思った私の気持ちを記事にしました。一方的な思考ですがよかったら読んでみてくださいね。
Contents
私は自分がダメな母親だと思ったことはありません
出産してもうすぐ3か月。ひとつ気になることがあります。
ある育児本を買いました。
「ネントレにチャレンジしても思うように子供が寝てくれなくて、自分はダメな母親だと責めている方も多いと思われます。ですが決してそんなことはありません。」
というような感じで、自分がダメな母親だと思わないように~!とアドバイスする箇所が何か所もありました。
この育児本だけでなく、ネットで子育て情報を発信したり共有したりする情報メディアでも、ママとしての自分を責めないで…と切実に語りかけていることが多いのです。
試行錯誤しながら努力しているときにこの言葉が刺さってくるのです。精一杯やっていてもうまくいかなかったら、自分を責めなきゃいけないの?って。
はっきり言います。
私は自分がダメな母親だと思ったことはありません。
私の場合、夫が他界し1人で子供を育てています。パパの分まで頑張ろう、と自分に言い聞かせることはありますが、思うように子育てができなくてダメな母親だな、と思うことはありません。
「母親なのにそんなこともわからないの?」
「なんとしても母乳で育てましょう」
母親として傷つくことを言われることがあるのも事実です。でもどうしても自分がダメな母親だとは思えないのです。大変なことも多いけど、母になれてよかった、という気持ちでいっぱいです。
思う通りの育児ができなくて自分を責める必要なんて全くないんです。
自分がダメな母親だと責めないでくださいという言葉に違和感
「自分がダメな母親だと責めないでください」
というフレーズをいろんなところで目にしますが、本当にそうやって自分を責めているお母さんっているんでしょうか?
子供のペースで過ごし、メイクもせず、毛玉だらけのニットを着て必死に子供のお世話をする、それなのにギャン泣きされ、旦那さんは何一つ手伝ってくれない…身も心もボロボロで、っていうお母さんはただただりっぱなお母さんです。
正直、そんな一生懸命なお母さんに自分はダメな母親だって責める余裕はないと思うんです。
自分がダメな母親だと責めるけなげなお母さん像を作り上げているのは、むしろメディアなんじゃないのかなと思います。
母親として、妻として、育児も家事も完璧じゃなきゃいけない、そう思わせているのはメディアなんじゃないかと感じます。
初めての子育て、できないのが当たり前

私は自分の子供が産まれるまで、首のすわっていない赤ちゃんを抱いたこともありませんでした。
妊娠中に本や雑誌、ネットなどで子育てについて基礎知識は学んでいたものの、実際に子供が産まれて育児を始めてみると、想定外の連続。次々の湧き上がる新たな症状、疑問、心配。
すべてが初めてのことなので、うまく対処できないのが当たり前です。
赤ちゃんは赤ちゃんですから。
赤ちゃんをコントロールしようとしてもできません!
出産後、数日実家に滞在しましたが、母に「近所迷惑になると困るからできるだけ泣かせないで」と言われました。
そんなことできないよ!
赤ちゃんがオムツを変えても授乳しても、泣き止まない。なんで泣いているかわからない。そんなときはただ泣いている赤ちゃんに寄り添っていれば良いのだと思います。もちろん病気が疑われるようなときは別ですが。
何かしようとは思わないで、ただ寄り添う、それだけでもうりっぱにお母さんの仕事が出来ていると思うんです。
子供は全員違う、みんな何かしら悩みを抱えている

私の子はとにかく吐き戻しが多く、夜もしょっちゅう起きます。混合で育てていますが母乳の場合でもミルクの場合でも飲んだ後ゲップをさせても、しばらくするとウェっとなります。
寝かせるのが良くないのかと思い、しばらく縦抱っこをしたり、リクライニングできるハイローチェアをレンタルしたりと色々試してみましたがやはりウェっとなります。小児科で診てもらいましたが異常はありませんでした。
これは赤ちゃんの個性です。誰のせいでもありません。私の場合、子供が入院するというレベルではないのでむしろラッキーだと思っています。
赤ちゃんの個性は人によって様々。平均的な子もいるかもしれませんが、そうじゃない子だってたくさんいます。
教科書通りにいかない育児に世の中のお母さんの大体は戸惑っています。うちの子の場合、どうしたらいいんだろう?って。赤ちゃんを育てていてうまくいかないことがあるのは当たり前です。だから自分を責めなくていいんです。
育児本やネットメディアこそダメな母親だと思わせている!
そもそも、私は完璧に子育てをこなそうとは思っていません。自分ひとりでは子育てが無理だとわかっているからです。
だってもう40歳を過ぎていて体力は低下、できるだけ楽に、頼れるサービスは頼って子育てしたいと思っています。
家事代行サービスを契約したり、冷凍弁当を取り寄せたりしています。子育てに専念して家事はおろそかにしていることに対し、意外にも私の母は理解を示しています。
昔は大家族で近くに親戚が住んでいることが当たり前だったので、家族・親戚が子育てや家事を手伝うのが当たり前だったそうです。今は核家族だから大変ね、と言っていました。
私は、育児本やネットメディアこそ母親をダメな母親だと思わせている、そう思えてなりません。
育児も家事も完璧にこなすのが前提のアドバイスじゃないですか?
世の中の認識が、赤ちゃんには個性があるのだから本やネットに書いてあることを試してみてもうまくいかないのが当たり前、という流れになってほしいと切に思います。
子供に愛情を注げていればりっぱなお母さんです
世の中、キラキラしたお母さんがいるのも事実です。生後2か月から子供を保育園に預けて華麗に職場復帰されるママもいます。美しい和装でお宮参りに行かれるご家族もいれば、首のすわらない赤ちゃんを連れて海外旅行に行かれるご家族もいます。
子供が産まれるまで、私もそんなことが簡単にできると思っていました。ですが実際に産まれてみると無理!全然無理です。周りの寛大なサポートがないとハードル高いです。
そんなキラキラママと比べて私は赤ちゃんに振り回されて四苦八苦しているな、とも思いますが、我が子と目が合ってにっこり微笑んでくれた瞬間、すべての苦労が吹っ飛ぶし、安心します。
夜中泣かれて泣き止まないときとか、体力的にしんどいときこそ「ママのところに来てくれてありがとう。ママを選んでくれてありがとう。ママのところに来てくれて嬉しいよ。大好きだよ。」って話しかけています。
たくさんの愛情を注いで、赤ちゃんを安心させてあげることができれば、りっぱにお母さんとしての役目を果たしていると思っています。
気楽すぎますかね?
まだ3か月。これからは成長スピードにも個人差が出てきて他のママや赤ちゃんと自分の子育てを比較することが多くなってしまうかもしれません。子育て自体ますます大変になってくるかもしれませんが、これからも精一杯の愛情をこめて赤ちゃんと向き合っていきたいなと思います。
今回は私の子育てに対する思いを記事にしました。最後までお読みいただきありがとうございました。