出産後、働きたいと思っているプレママにとって悩みどころは保育園。
もしある程度経ったら子供を保育園に預けるということを決めているなら、預ける時期が決まっていなくてもプレママのうちに保育園見学することをおすすめします!
なぜなら、出産前の方が落ち着いて話を聞くことができ、園の様子を確認できるから。
産まれてしまった後ですと、見学を予定していても子供が急に体調を崩したり、見学時に子供がぐずってしまって見学に集中できない可能性もあります。
プレママでも保育園の見学は可能。ウォーキングついでに保育園の見学を始めてみましょう。
- 出産後、保育園に子供を預けて働きたいプレママ
- 保育園の見学方法を知りたいプレママ
Contents
保育園の見学は自由に行動できる出産前に!
保活ってまだまだ先の話…と思っているプレママさんもいるかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ出産前から保活をスタートするべき。子供が産まれた後では子供のお世話でしばらくの間はそれどころではなくなってしまうからです。
私の住んでいる仙台市では、子供を預けることができるのは生後2か月の乳幼児からとしている保育施設が多くなっています。
もし、生後2か月から保育施設に預けたいという場合、1か月前までには申し込みが必要。つまり生後1か月の赤ちゃんを抱えて役所に申し込みに行かなければならない状況になってしまうのです。
想像しただけでも大変ですよね。
人混みの中、免疫力の低い赤ちゃんとのお出かけはできるだけ控えたいところ。低い月齢から預けたいと考えているならますます産前の保活が重要になります。
そして保活のカギとなるのが保育園の見学。保育園の申し込みをするときに、見学をせずに申し込みすることはあまりおすすめしません。
保育園には園それぞれの雰囲気や過ごし方、特色があります。一度入園したら何年もお世話になる可能性の高い保育園です。
見学は出産前に行い、自分の希望にあった園をじっくり検討しましょう。
保活のスタートは役所への相談から
出産後に保育園に預けて働くことを考えている、もしくはすでに預けて働くことが決まっている場合にはまず住まいの地域の役所に相談に行きましょう。
地域によって担当課の名称は異なりますが、役所の案内係の方に聞けば教えてもらえます。
基本的に、保育園の申込み受付は役所で行うからです。
- 保育園入園までの流れ
- 役所で申込書類をもらう
- 申込書類を書き、必要書類を揃える
- 役所で申込をする
- 入園が決まったら園で面接を行う
- 利用開始
ねらい目は0歳児、1歳児クラスの4月1日入園
もし、0歳児から保育園に預けたいと考えている場合、4月1日入園のタイミングが最も入りやすいそうです。また、通常1歳児クラスから定員が増える保育園が多いので、1歳児クラスの4月1日入園も入りやすいと言えそうです。その理由を説明しますね。
小規模保育施設を例にとって見てみましょう。
【とある小規模保育施設】
定員 0歳児3人 1歳児8人 2歳児8人
2歳児(8人)は3月で卒園。
↓
1歳児(8人)は4月から2歳クラスへ→2歳クラスの空きはなし
↓
0歳児(3人)は4月から1歳クラスへ→1歳クラスの空きは5人
↓
0歳児クラスは3人の空き。
単純に考えるとこんな感じです。小規模保育ではなく、普通の保育所であれば定員も多くなるのでその分空きも多くなると思います。
ただし、4月1日入園を希望する場合、通常よりも申込の締め切りが早いので要注意です。
ちなみに私が住んでいる仙台市は申込の締め切りが12月5日。
保育園の見学方法

では、本題の保育園の見学方法について説明します。
役所で保育園の申込について相談すると、申込書の他に保育施設の一覧表がもらえます。
保育施設の種類ごとに住所や連絡先、受け入れ開始の月齢数などが記載されています。その資料をもとに希望のエリアでどんな保育園があるかを探すことができます。
保育園の見学予約をする
よさそうな保育園があったら、直接保育園に電話して見学の予約をしましょう。
時期によってはインフルエンザなどのウイルス感染が流行っているから見学ができない、発表会が近いから見学ができない、などと断られることもあるのでスケジュールは余裕をもって立てることをおすすめします。
多くの保育園ではホームページもありますが、ネット予約に対応しているところは少ないです。電話で予約した方が確実です。
見学当日について
見学当日に準備・把握しておきたいことをまとめました。
持ち物 メモをすることがあるかもしれないので、ノートとペンは持参しましょう。
服装 普通の服装で大丈夫です。
所要時間 見学する保育施設の規模にもよりますが大体30分程度です。
見学当日に確認しておきたいポイント
見学当日に確認したい内容は以下の通りです。
- 園の雰囲気
- 園の教育方針(1日の過ごし方、食育など)
- 年齢ごとの定員
- 先生の雰囲気、人数(若い先生が多い、ベテランの先生が多いなど)
- 園独自でかかる費用(給食費、レンタルふとん、保護者会費など)
- 毎日の持ち物
- 預かってもらえる物
- 事前に用意する必要がある物
- 親が参加する行事
- 食事のアレルギー対応
- 開園時間、延長保育時間
- 車での送迎の可否
見学したら絶対に申し込まなければいけないということはありません。
気になる保育園があったら、何か所でも見学できます。また、見学時の態度が入園の判定に響くということはありません。
他にも気になったことがあったら積極的に質問してみましょう。
私が実際に施設を見て気になったポイント
私が実際に保育施設を見学して感じた施設ごとの違いをまとめました。
衛生面
5歳児まで通える保育所は運営事業者にもよりますが、施設自体が古い場合があります。一方、小規模保育施設は比較的新しい所も多く、開所して数年しか経っていない保育施設では自動でお水が出る手洗い設備が整っていたり、手洗い後はペーパータオルを採用していたり、床暖房がついていたりします。
設備面
保育所は園庭があり、広いテラスもありますが、小規模保育施設は基本的に園庭はありません。近くの公園にお散歩に行くのが園庭で遊ぶ代わりになります。施設によっては夏にはプールを用意したり、食育のために家庭菜園を設けているところがあります。
教育面
外国人講師を招いて英語のレッスンをする、絵本の読み聞かせをするなど、おもちゃで遊ぶ以外に子供に対する教育を行う園の方針があります。また、おもちゃをたくさん置いて自由に遊ばせる施設もあれば、おもちゃを子供の目に見えるところにはあまり置かない施設もあります。
実際に見学に行くとホームページやパンフレットを見るだけではわからないことに気付くことができます。色々見学することで、保育園を選ぶ際の優先順位をはっきりさせることができるようになりますよ。
申し込みたい保育園選びは慎重に
さて、保育園の申込書の記入方法ですが、基本的には希望する施設を何か所か書くことができるようになっています。最も預けたい保育園を第1希望とし、以降順番に希望する保育園を記入していきます。
ちなみに仙台市の場合は第10希望まで書く欄があります。
第10希望まで書いて希望順位の低い保育園に決定した場合、キャンセルすることは可能ですが、その後の保育園選びが不利になります。再度申込をしても、申込者の中での順位が下がってしまうのです。安易に希望を書くのは危険です。
保育園の利用を認められた場合は必ず決定した園を利用するつもりで、申込をしましょう。
まとめ
以上、保育園の見学についての記事でした。保育園の見学の際には参考にしてくださいね。
・子供を保育園に預ける場合はまず役所に相談する
・候補の保育園はできるだけ実際に見学しよう
・申し込む保育園は慎重に決めよう
保育園によっては、一般に園庭解放している日があったり、園内で一時保育を受け入れているところもあります。
また、子育て支援事業の場になっている保育園もあります。プレママの段階では利用できませんが、出産したら実際に赤ちゃんと一緒にこれらのサービスを利用して保育園の雰囲気を肌で感じ取るとより効果的です。
子供が普段過ごす場所はその後の人格形成にも大きな影響を与えると思います。納得のいく保育園選びを目指しましょう。
ララ(@lalalamydays)です。
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